概要
2つの省力化オプション「AFD(測定力コントロール検出器)」「XY軸自動ステージ」を搭載できる真円度・円筒形状測定機です。
特長
回転精度(0.02 + 3.2H/10000)µm
充実した機能を搭載し、機械加工部品の高精度測定の要求に応えるクラストップの高精度真円度・円筒形状測定機です。
内外径の直径を高い繰り返し精度で測定できる対向直径測定機能(特許取得済)
RONDCOM NEXシリーズの標準機能である対向直径測定機能では、ワークピースをテーブルの0度および対向する180度の位置でそれぞれ測定。二つの測定データを用いて温度変化による誤差と母線ズレによる誤差をキャンセルする評価アルゴリズムにより、高精度な直径測定を実現します。
検出器の測定範囲を超えたテーパ部を測定できるR軸追従測定機能
R軸が測定物表面を追従しながら直動測定する機能です。
検出器の測定範囲を超えたテーパ測定*に最適です。
※テーパ角によっては測定精度に影響を受ける場合があります。詳しくはお問い合わせください
肉厚のワークピースも測定できるオフセット型検出ホルダ
スタイラス先端をR軸中心から80mm 下にオフセットさせることでR軸アームとワークピースとの干渉を防ぐ、東京精密独自の優れた機構です。フランジ付きのワークピースや肉厚のあるワークピースの内径、コンロッドやダイカスト製品でも、干渉することなく測定できます。
標準搭載 マニュアルタイプ(特許取得済)
ホルダをたおすと同時に検出器の向きが自然に90°旋回する機構となっており、外径(内径)測定と上面(下面)測定の切り替えの際に、一般的なホルダのように検出器を手動で回転する必要がありません。
快適な操作性と省設置面積を両立するDXデザイン
RONDCOM NEX シリーズのDX タイプは、測定部と除振台、データ処理部、を一体化。省設置スペースなだけでなく、ワークピースを見ながら測定位置を調整するには測定部の前に、モニタを見ながらソフトウェアを操作するにはデータ処理部の前に立つ、といった細かな移動をオペレータが行うことなく、全ての操作を測定部の前で快適に行うことができます。