概要
エンジン排気ガスや触媒反応ガス中の低濃度H2ガスを精度良く計測可能です。
測定法は応答性に優れ連続測定が可能な質量分析法(Mass)を採用しています。
特長
選択性が高く共存ガスの影響は最小
自動車の排気ガスには、CO、NOx、HCなど、様々な種類のガスが混ざり合っています。
Bex-1001Hでは、特定のガス成分が選択でき、共存ガスの影響を受けにくいです。
T10-90%応答1.0~2.5sを実現し、リアルタイムで連続測定が可能
測定対象となるガス濃度が急激に変化した際にも、ガスの濃度変化に迅速に対応することが可能。
また、リアルタイムで連続測定することで、エンジン回転数や負荷の変化に伴う排気ガスの成分変化も、途切れることなく測定することができます。
簡単操作のユーザーI/F FTIR、Bexと容易に統合
簡単操作により、作業の効率化や精度の向上に期待できます。
用途
・燃料電池の研究開発
・内熱機関から排出されるH2ガス測定
・触媒の研究開発
・H2センサーの研究開発
仕様
測定原理 | Mass(セクター型質量分析法) |
測定対象 | 内燃機関、媒体、FC etc. |
測定範囲 | 0-1~100vol% |
測定方式 | 連続測定 |
応答速度 | T10-90% 約2.5s |
ドリフト | ±2% FS 以下 /h/℃ |
再現性 | ±3% FS 以下 |